チリを払わん8

だから、こんな自分に現実を受け入れさせる為には、整理をするしかない。整理とは使っていないものを捨てること。そして、思い通りにならないことがあって、正しい所に立って、誰かを悪者にして責めて思いを通した所で、他人は自分の思い通りにはならないことを知ること。そうすることによって、自分の力で管理できるものがどれだけか分かってくる。それが分かると自分一人では生きてはゆけないことが分かってくる。如何に他人に助けてもらいながら、私たちは生きているのかということが知らされてくる。
そして、自分は思っていた以上に無力であることが知らされてくる。
「今まで自分はなんて傲慢であったのだ、他人に頼らなくても自分一人で何とかなると思っていた。しかし、実際は思い通りにならないことは他人を責めてやらせていただけで、問題から逃げてばかりいたのが私だった。」
そんな自分は知らされ、少しずつ謙虚になって、今まで馬鹿にして見ていなかった人たちから如何に自分は助けられていたのかということが知らされ、その人たちに感謝し敬うことができるようになってゆくのです。
これがチリを払わんです。

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