みんなの見ている所に自分のものを置く

家の中には価値の高い場所と価値の低い場所がある。

価値が高い場所とはみんなが集まって、みんなに見てもらえる場所で、価値の低い場所とは、みんなが集まらない場所。

価値の高い場所に自分の我のついたものを置くと存在価値は高くなるが、価値の低い場所に自分の物を置いても誰も見てくれないから価値が高くならない。

だから、自分の存在を大事な存在だと思える為には価値の高い場所に物を置かないといけないが、みんなが集まる場所にはすでに物が一杯置かれているので、なかなかそこに自分の物を置くことはできない。

だから、整理が必要になる。

ここで整理とは、みんなが集まる場所に、いつも自分の使う物を置くこと。

例えば、子供なら、学校で使うもの、ランドセルや教科書を置く。

そこに置くとみんなから見てもらえる。

汚くしていたら、汚くしていると見られる。

そうやって見てもらうことに慣れていく。

よく見られると否定されているように感じて一人になろうとする人がいるが、それは自分をよく見せようと格好つけているから。

格好つけている人は自分の本当の姿が見られることが怖い。

自分は出来ているのだという顔がしたい。

それは自分をよく見せなければ、みんなから見捨てられることが怖いから。

でも、みんなが見ている場所に自分のものを置いている人は自分をよく見せようとはしない。

だって、自分をよく見せなくても、汚くしていても、自分の存在が否定されないから。

だから、ありのままの自分で生きてゆける。

ありのままの自分で生きてゆける人は強い。

自分の無理によく見せようとはしないから、これが見られたら否定されるのではないかと不安になることがない。

素の自分で生きる。

そうなる為にも自分のものをみんなに見ている所に置いてゆくことが必要なのですね。

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