お金に少しでも余裕ができたら、施しをした方がいい

お金に少しでも余裕ができたならば、どんなことにお金を使ってゆけばいいか?
仏教では、財を得て施さなければ失って後後悔するという言葉があるように、お金に余裕ができたならば、そのお金を施しなさいと教えられています。
そうでないと、私たちは欲の為にお金を使うようになり、どんな大金も、もう少し、あとちょっとと思いながら、湯水のように無駄に使ってしまうからです。
だから、お金に少しでも余裕ができたならば、そのお金を使って、まわりの人を喜んでもらえるように使ってゆく。
そうしたら、その善行は必ず幸せになって自分の元へと戻ってきます。
でも、施しをする時に忘れてはならないことは、施しというのは、施した金額の大小ではなく、相手に喜んでもらいたいという気持ちが功徳となって私を幸せにしてゆくということです。
つまり、心が大事なのです。だから、私に喜んでもらいたいという気持ちがあったならば、お金があるとかかいとか関係なく、他人に喜んでもらいたいと思って動きます。
そんな人がお金を持ったならば、そのお金を使って、相手に喜んでもらえるように使います。それは、嫌々ではなく、自ら進んで使っていきたいと思います。
この他人を喜ばせたいと思う心そのものが幸せな心であり、それに対して、他人が感謝してくれたならば、それだけで幸せだし、相手の感謝の言葉に対して、ありがとうと言いたくなるものです。
そして、他人に喜んでもらいたいと思って施しをしてゆくと、まわりの人は、自然に私に喜んでもらいたいと思って施しをしてくれるようになります。
これが施しに心がけている人にとって、みんなが私に幸せになってもらいたいと感じて、幸せな気持ちになるのです。
私もいつも施しができるような人間になりたい。それはその方がいつも自分が幸せだし、自分がいることによって、まわりの人も幸せになるからです。
施したい、相手に喜んでもらいたいといつも思えるような人間になることが目標です。

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