除夜の鐘

こんにちは上田です。
今年もあとわずか、皆さんは今年はどんな年でしたか?
家の大掃除の真っ最中って人も多いと思います。
1年間たまったゴミを出したり、掃除をしたり、大変ですね。
ところで、大晦日には、いつも除夜の鐘を聞きますが、
そのいわれを知っていますか?
除夜の鐘は、108叩きますが、この108というのは
私たちの煩悩の数を表しています。
煩悩とは私たちを煩わせ悩ませるもので、たとえば、
会社で部下に思わず、怒ってしまったとか、
思わず欲を出して、株で大損したとか、
影で、上司の悪口を言って、そのときは楽しかったけど、
後から振り返って、なんとも嫌な気持ちになったとか、
そういうものが全部で108あり、
これを仏教では108煩悩と言われるそうです。
そして、除夜の鐘を叩くことによって、
いやあ、今年は煩悩で一杯苦しんできたなあ、
来年こそは煩悩で苦しまない年にしたいなあという願いを
こめて、煩悩の数だけ叩くのが除夜の鐘だと言われます。
「家の整理も大事だけど、もっと大事なことは、心の整理です。
1年の自分の生き方の反省をして来年に臨んでくださいね」
と私たちに教えて下されるのが、除夜の鐘なんじゃないかな
って思います。
皆さんが、来年は今年以上に幸せになれる年であることを
念じています。

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