人間はなぜ苦しむのか?
苦しみの元は自己否定の心。自分なんか存在しても意味がないと自分を否定する心からすべての苦しみは生み出される。
この自己否定の心から私たちは他人に迷惑をかけないように気を遣うようになる。
でも、どんなに気を遣っても、他人が嫌な顔をしたら、自分が悪いからのように感じて苦しい。
だから、私たちは他人に気を遣いたくないから、正しい所に自分を置き、自分は正しいことをしているから、それによって他人が傷ついても自分は悪くないのだと思おうとする。
でも、今度は自分が生み出した正義に自分自身が縛られ、苦しむことになる。
人は、自己否定の心から苦しみが生み出され、苦しみから抜け出したいと思って、もっと苦しい世界へと自分を追い込んでゆく。
苦しみは苦しみを生み出すのですね。
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