果遂の願によりてこそ

果遂の願によりてこそ 釈迦は善本徳本を 弥陀経にあらはして 一乗の機をすすめける
果遂の願である阿弥陀仏の二十願の心をお釈迦様は阿弥陀経にあらわした。それは私たちがぜんをして徳を身につける本は、念仏であり、仏を念ずることをしなければ、私たちは心から善をしたいという気持ちにはなれない。じゃあ、私たちは念仏をしなければ、どんな気持ちで善をやっているのかと言えば、他人から認めてもらいたいとか、まわりの人と比べて自分の方が上になりたいから、善をするだけ。これでは、どんなに善に励んだとしても、習慣となって身につくことはない。それが純粋に善がやりたいという気持ちになるには、念仏をしなければならない。念仏をするからこそ、仏様のようになりたいという気持ちが起きて、私たちは善に励むようになるのです。だから、お釈迦様はせの本、徳の本である念仏を勧められたのです。

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