実践が大事
分かっているのに、やろうとすると面倒臭くて出来ない。これを執着と言う。仏教は実践が大事。中でも何に一番心がけなければならないのかと言えば、整理。
整理とは使っているものを残して、使っていないものを捨てること。
この整理は一度やれば十分な訳ではない。一度やってもしばらくすると使っていないものが溜まってゆく。
整理されていないことに気付きながら、整理をしないのは、心が穢れているから。
心の穢れとは、心に執着が溜まっている状態。
執着とは面倒臭いことは後回しにして先送りにする心。
やらなければならないことがあっても、目の前の欲に流されて、やるべきことが後回しにしてしまう。
これが執着こそ苦しみを生み出す元凶。この執着はその人が思い通りにならない現実にぶつかった時に苦しみを生み出す。
この執着を断ち切ること。それが苦しみから離れる為に必要なこと。
この執着を断ち切る為に必要なことが整理。
整理を続けてゆくことこそ、仏教の原点であり、仏教とはどんな教えなのかを知る上で大切なことをなのです。
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