おばあちゃんごめんね。

こんにちは上田です。
先日、亡くなったおばあちゃんの日記帳が見つかって読んでみた。
日記は私の高校時代、おじいちゃんが亡くなったころから
つけ始めていた。
「何月何日どこどこへ行った。何々さんとあった。」
こんなことが延々と書いてあった。
おばあちゃんのやったことばかりで、心が全然分からなかった。
そんなおばあちゃんの亡くなる2年ぐらい前だろうか、
日記帳にしきりと
「父の名前、母の名前、私の名前、弟の名前」
を書くようになった。
<きっと、自分の家族のことを忘れないように書いているんだなあ>
と思うとなんか泣けてきた。
そして、違うところには、
「住所」
何回も何回も書いていた。
そして、亡くなる一年ぐらい前になると、書いている字が
だんだんと読めなくなってくる。
<文字も書けなくなっているのか~>
そう思うとますます悲しくなった。
そして、書いてある内容は、
昼食食べた。薬飲んだ。
<もうこのときには食事も食べたことを忘れていたんだなあ>
思えば、そのとき、私は、おばあちゃんのそばを離れて、
自分のことばっかりしていました。
ごめんね。おばあちゃん。大事にしてこなくて。
人間って、忙しいときには大事なものが見えなくなっている
と思うんですね。
みなさんは大事なものは見えていますか?

コメント

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    うわ・・・・
    こんな良い話に↑みたいな宣伝コメントきてるね。うっとうしい。
    でも、本当なんか、この記事読んで何かが勉強になりました。
    ありがとう。

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