挨拶をしない人ほど挨拶をしない人を責める

挨拶をしない人に対して責める心がある人ほど、自分から挨拶をしない。そういう人は挨拶はしてもらうものだと思っている。そして、相手から挨拶をしてもらうことによって、自分はどんな人間なのかを判断している。だから、挨拶をしてくれないと、相手は自分のことを無視しているように感じて、相手を責める。
その人は自分が相手からどう見られているかばかりが問題なのだ。だから、相手から挨拶をしてもらうことによって自分の存在は無視されていないんだと感じて安心するだけで、自分の存在を受け止めてもらえるように努力することはしない。
普通に考えたら無視されたら、無視されないように自分から近づいてゆけばいいのだが、無視されているのではないかという不安が大きすぎて、無視されているという現実が受け止められずに責めてしまう。
たとえ挨拶してもらえなくても、その人は挨拶をしてくれなかったけど、他の人からは挨拶をしてもらえるのだから、私は大丈夫だと思えたら、落ち着いて、挨拶してくれなかった人に対しても、自分の方から挨拶してゆこうと思えるのだが、それは安心感がえる程度なければできないこと。
やっぱり、そんな人には挨拶してもらえず、不安を感じた時に声をかけてゆくことが大切。この人はあなたのことを無視してくるかも知れないけど、私はあなたのことを無視することなく、いつも温かい気持ちで接してゆく。
そんないつも変わらず温かく接してくれる人がいなけれぱ、このような人は変われないのかなと思います。まずは、挨拶がないと責めている人に対して心で非難するのではなく、この人がこのようにしてしまうのも仕方ないことなんだと思って温かく見てあげることが大切なことなのかなと思いました。

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