真実信心うるひとは

真実信心うるひとは すなわち定聚のかずにいる 不退のくらいにいりぬれば かならず滅度にいたらしむ
真実の信心を得た人は、その信心の働きによって仏を念ずることができるから、仏のような人格を目指し努力するようになる。だから、その人は必ず仏まで到達できる正定聚の仲間入りをするのだ。また、その人はいつも念仏ができるので、道を逸れることなく、仏まで進んでゆくことができるから、必ず煩悩が滅した世界に出ることができるのである。

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